社長のつぶやき 第2回

ホームページを開設して丸1年が過ぎようとしている。全く無知だった小生にも、その利用の重要性や、ネット環境及びそれにともなう機器性能の良し悪しなどが解りだしてきた感じで、若者達ともより会話が弾むようになってきた。先日もこの道で私の先生に当たる中国人の青年と秋葉原の裏通りにある部品分野別の専門店へも探索の足を延ばし、早速2、3のバージョンアップを完了した。

ホームページのお陰で、中国人に限らず若者達との接触も増え、時には年配者として種々の教訓を垂れる楽しみを味わえる喜びも感じる(女房に言わせれば)悪趣味に嵌りそうである。

何しろ有り難いことに、商売柄、全国いや外国を含めた数多くの高僧名僧にお会いできたし、御高説拝聴の機会も多く、小生の垂れるその教訓は恐れ多くもこの方々受け入れの筋金入りである。小生の話に耳を傾ける若者達の尊敬を一心に受ける快感と、我が身の未熟を改めて思い知らされる後味の悪い一時でもある。

何れにしても、高僧名僧の目の届かない一隅で私のこのような行動は続くであろうし、特に外国人の若者達には高僧名僧から得た教訓に混ぜて日本人の感性や道徳、奥深い繊細な文化への私なりの見聞、併せて大げさに言えば日本人としての国益を念頭に誤解されている歴史観の修正にも努めたいと考えている。

次回は台湾中国ベトナムとの取引で経験した(多くは驚きと失敗)見聞を述べてみたいと予定している。