社長のつぶやき 第6回

今回のつぶやきは少々剣呑だが、ご時世柄何分のご寛容願います。

弊社でも中国・台湾人との交流は公私合わせ200人はくだらないと思う。仕事以外の話題では彼らの誰もが「中国政府の報道は信じられない」と口にし、私の意見とも一致することしばしばだ。ならば何故今回あの尖閣諸島問題等で自国政府の報道や教えられてきた教育教材に疑問を向けず鵜呑みにし、反日に固まるのか理解に苦しむ。

尖閣については台湾人ですら先祖返りの漢民族優越感で反論してくる知人も居る。漢民族に関しては「侵略と混血の繰り返しの歴史の中で中国人や漢族という種族は存在しない」と書かれた本も出版されている。昨今の狂乱では昔の栄光も今いずこ、漢族も贋物か。

戦前の数十年間中国人と生活を共にし戦後帰国なさった中国研究者の先生とご縁を得た。先生は生前「中国人は水の性格で丸い器に入れれば丸く、四角い器に入れれば四角に収まり、時に暴れれば手に負えない濁流と化す、これが中国の歴史でもあり、そして中国人はバイ菌の様に世界へと増殖していくだろうと」と喚起されていた。

また外務省へも呼ばれしばしば講演される方だったが、「外務省の外は“外れる”の意味だ」と揶揄したためかその後はお呼びが掛からなくなった、と笑っていらっしゃった。

日中共同声明の調印に当たっては時の総理大臣田中角栄氏に「直ぐ調印するのではなくいったん帰国し再訪で調印すべき」との駆け引きを進言されたが、聞き入れられずその場で調印してしまったとのことだった。この祝賀会の席上で、中国側音頭の敢えての“万歳三唱”は“万砕”の三唱、すなわち万に砕けるの発声だったと語っていらっしゃった。(万歳も万砕も同音)

現状の日本は将にその通りで、彼らの思惑通りなのが残念でならない。それにつけても我が国政治家達の無知識、無能力と胆力欠如には目を覆うばかりである。国民は政権党の玩具に等しい、是で良いのだろうか。

何人も国政選挙に打って出る者には全員に立候補資格認定試験を課すべきだ。認定試験では中国、韓国の都合良く捏造された歴史教育を論破出来るだけの知識を求めたい。そして太い胆力有る外交折衝力、それを支える国としての腕力が必要だろう。